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     2004 夏の山梨 旅のアルバム -その1-


























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 夏の山梨への旅は、ドライブで始まった。
目指すのは八ヶ岳山麓だ。9時前にホテルを出て、まずは一宮御坂I.Cから中央自動車道に入り長坂I.Cへ。右に左に前方にと山を眺めているうちに、いよいよ八ヶ岳だね!と、期待が増してくる。
 長坂I.Cを出てキョロキョロしながら、清里高原有料道路の入口を探す。 標識をひとつずつ見ながら進んだので、このあたりの風景はあまり記憶に残らなかったが、迷うことなく清里高原有料道路へ・・・。




























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 川俣川に架かる「八ヶ岳高原大橋」は、ビューポイントだ。
車から降りて橋に1歩足を踏み入れたとたん、すっかり魅せられてしまった。




























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 「八ヶ岳に住みたい!」と、本気で思った。
八ヶ岳は私を拒んではいなかった。両手を広げて、受け止めてくれているかのようだった。その懐に包まれたいという想いが、心の底から湧き上がった。これでは、まるで一目惚れだ。どうしよう・・・。
 帰りにまた通るからねと別れを告げて、今度は清里ハイランドパークを目指してさらに走り続けた。そうして行き着いた先は、もう八ヶ岳山麓だった。しかも標高1900m・・・。




























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 八ヶ岳山麓に広がるハイランドパークは、冬はスキー場になる。
夏は一面にユリの花や野草が咲き誇る。
「標高1900mの大パノラマを眺望できる」というパノラマリフトがあったけれど、高所嫌いの私には無理だった。考えただけでも、足がすくんでしまう。歩いて登ってもよかったのだけれど、あまりの暑さにそれも断念した。ちょっと意気地なしだったかも・・・。




























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 フラワーリフトの下は、一面ユリの花が咲いていた。
時々停止するリフトを見上げながら、ユリのあいだを登って行った。 それにしても、太陽が熱い。暑い・・・。山の上までは、とても歩けそうもない・・・。




























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 ちょうどそのとき、森林浴コースはこちらという案内板が目に入った。
これにしよう!と、あっさり横道にそれた。




























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 こもれびの中を歩く・・・。木々のあいだ、此処彼処に咲き競うユリの花々。
白いユリ、黄色のユリ、ピンクのユリ、オレンジ色のユリ、赤いユリまであった。色とりどりのユリの花を堪能していると、ふと思い出した。 私の通った中・高校の校章は、ユリの花がデザインされていた。白いユリの花言葉は、純潔だ。こんな言葉は、もうすっかり忘れていた・・・。 ユリはユリでも、色によってイメージはずいぶん変わるものだ。鮮やかな色のユリの花は、元気で楽しげだ。

※ユリの花をもっと見る




























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 少しずつ山道をくだって行くと、やがて「美しの池」に出た。
三脚を立てて、本格的な写真撮影をしている人たちがいた。私のは、普通のスナップ写真。たまに、ちょっといい写真が撮れたりすることもある。こんなふうに・・・。
 この夏は、記録を更新するほど暑い日が続いていた。清里高原まで行けばきっと涼しいに違いないと思ったのだけれど、太陽に近い・・・?というわけでもないかも知れないが、紫外線がとても強いように感じた。腕がジリジリいっていた。


カフェテリアでひと休みした後は、次の目的地 山梨県営「まきば公園」へ・・・。




























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 山梨県立まきば公園は、八ヶ岳高原ラインを小淵沢方面に向かって少し走ったところ、天女山入口近くにある。
八ヶ岳南麓に広がる県立八ヶ岳牧場の一部が、公園として解放されている。標高1,100〜1,200mにあるこの牧場には、牛がたくさん放牧されていた。




























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 みな一心不乱に草を食んでいた。
いっときも口の動きをとめることなく草を食む牛たちを見ていると、生きることのたくましさを感じた。観光客が声をかけようがカメラを向けようが、全く動じることもない。
こんなに気持ちのいい山の牧場で、ひと夏を過ごすこの牛たちは、とても健康そうだ。




























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 牛のほかに、羊もいた。羊たちもまた、草を食んでいた。
顔と手足が黒い羊だ。木陰で休んでいるのもいた。もう満腹なのかな・・・? 羊たちが涼をとる木陰は、観光客たちにも人気のようだった。




























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 ここでは少しだけれど、動物と触れあえるようになっていた。
私が仲良しになったのは、このポニーだ。
目は開いているようなのに、なんだか寝ているようだった。何を話しかけても、あつ〜い鼻息を吐いているだけ。ずっと鼻面を撫でてやっていたのだけど、それでよかったのかどうか・・・。




























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 周辺遊歩道の半周くらいをゆっくり歩いた。
ここは「自然と遊ぶまきば公園」だ。山の大気に包まれ、やがて体中に満ち、そして一体となっていった。日陰に入ると、山の冷気を含んだ風が、とても心地よい。
八ヶ岳に住みたい・・・と、心がまた呟いた。




























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 八ヶ岳自然ふれあいセンターの少し先には、キャンプ場があった。そこからさらに先に進むと、「やまねミュージアム」がある。
天然記念物やまねのことを紹介している世界でただ1つの博物館だそうだ。 ここでは、やまねについていろいろ知ることができる。ビデをで巣の様子を見て、剥製でその大きさや特徴を知り、クイズ形式で生態を学ぶことができるようになっていた。体長は8cm、体重は18gという、とても小さな生き物だ。
 入口で、若いカップルとすれ違ったとき、女性の方が「やまねはおらんの?」と聞いた。本物のやまねは見られず、入場料300円は高いのか安いのかよくわからないけれど、「やまねはいないの?」と聞く人は多いのだろうか・・・? 入場料を払って、チケットと「やまねバッジ」を受け取る。
 入場料収益の一部は、やまねの保護活動に用いられているそうだ。それを理解すれば、資料と写真やビデオだけのミュージアムだなんて、といった不満はでないだろう。小さな字で書いてあるだけなので、気がつかないこともありそうだ。こういうことは、もっと大きな字で書いてもいいのに・・・と思うけれど。
 ミュージアムには、「やまねの森を歩こう」と、こんな地図も用意してあった。
周辺の森を1週する、30分くらいのコースだ。もしかしたら、やまねに会えるかも!? ところが残念なことに、右足と左足が声をそろえて「もう歩けない!」という。やまねに会いたかったけれど、泣く泣く断念した。また来ればいいもの・・・。ちょっと負け惜しみ気味に、自分を納得させた。


-その2-

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